技能伝承の進め方
手順書に表せない暗黙知を形式知化する方法
技能を機械化すべきか、人に伝承すべきかを見極めるポイント
【プログラム】
1.現場作業者を巻き込んだ技能伝承の進め方
(1)現場作業に内在する技能とは
(2)形式知と暗黙知とは
・技能を誰が見ても理解できる形にするためには
(3)なぜ技能伝承は難しいのか
・特定の作業が限られた熟練作業者にしかできない理由
(4)他社に見る技能伝承を行う上での阻害要因とは
(5)現場作業者を巻き込んだ技能伝承推進のステップ
2.ブラックボックス化した技能の抽出方法
(1)誰が見ても理解できる形に技能を抽出するために必要なスキルとは
(2)熟練作業者の観測・分析の進め方
・技能分析シートを用いた現場観測と分析の進め方
・実態を共有し新たな気づき・深堀を促す動画の活用法
・熟練作業者へのヒアリングによる Know How と Know Why の抽出法
(3)文章・写真・動画などを用いた技能の可視化
・形式知化した情報の残し方と形式知化できない暗黙知の整理方法
(4)技能が内在するモデル作業での観測・分析・可視化の実践【演習】
(5)“機械化・自動化できる技能”と“人に伝承させる技能”との見極め方
3.抽出した技能の伝承方法
(1)人に技能を伝承する際に必要なこと
・教育&訓練を行う前に準備しておくもの
(2)習得者の理解度にあわせた段階的指導法
・習得者に“できる”という自信を持たせながら指導していく方法
(3)習得者による自学自習への促し方
・自主学習ノートやコア技術作業の手順書(SOP)の作り方
(4)モデル作業での技能伝承の実践【演習】
4.他社の事例に学ぶ技能伝承
(1)技能伝承を拒む熟練作業者へのアプローチの方法としかけ
(2)品質向上や効率化のために熟練作業者が持つノウハウの抽出法
(3)技能を必要とする難易度の高い作業の教育・訓練計画の組み立て方
(4)自分自身が実施した作業の評価ができない職場での対処方法
(5)今後の技能伝承を円滑に行うための仕組みづくり